[北京 10日 ロイター] - 10日付の中国の経済紙によると、中国人民銀行(中央銀行)の易綱副総裁は、同国が輸出を促進するために人民元の切り下げを行うことはないと述べた。

副総裁は「中国は輸出促進のための元切り下げは間違いなく行わない。通貨戦争に加わることは断じてない。中国が責任ある経済大国であるためだ」と述べた。

中国の1─2月の輸出は前年比4.0%増、輸入は26.4%増で、国内外の需要が底堅く改善していることを示した。

ただ米国の保護主義の高まりに対する懸念が、中国や貿易への依存が高い国の輸出見通しを曇らせている。

易綱副総裁は6日には、為替の需給とバスケット通貨に対する元の価値に基づき、現行の為替相場政策の枠組みと資本フローの管理政策を堅持する方針を示した。