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ありえないレベルで人を大切にしたら23年連続黒字になった仕組み
【第5回】 2017年3月23日
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近藤宣之

「7度目の崖っぷち」で
親会社から独立時に、
銀行から「6億円」の個人保証を要求された!

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◎倒産寸前「7度の崖っぷち」から年商4倍、23年連続黒字、10年以上離職率ほぼゼロ!
◎「赤字は犯罪」&「黒字化は社員のモチベーションが10割」と断言!
◎学歴、国籍、性別、年齢不問! ダイバーシティで女性管理職3割!
◎「2-6-2」の「下位20%」は宝! 70歳まで生涯雇用!
……こんな会社が東京・西早稲田にあるのをご存じだろうか?
現役社長の傍ら、日本経営合理化協会、松下幸之助経営塾、ダイヤモンド経営塾から慶應義塾大学大学院ビジネス・スクールまで年50回講演する日本レーザー社長、近藤宣之氏の書籍『ありえないレベルで人を大切にしたら23年連続黒字になった仕組み』が発売たちまち重版が決まった。
政府がこれから目指す施策を20年以上前から実践している小さな会社があった! 「7度の崖っぷち」からの大復活! どんな会社なのだろうか?

MEBOってなんだ?

近藤 宣之(Nobuyuki Kondo)
株式会社日本レーザー代表取締役社長。1994年、主力銀行から見放された子会社の株式会社日本レーザー社長に就任。人を大切にしながら利益を上げる改革で、就任1年目から黒字化させ、現在まで23年連続黒字、10年以上離職率ほぼゼロに導く。2007年、ファンドを入れずに役員・正社員・嘱託社員が株主となる日本初の「MEBO」を実施。親会社から完全独立。現役社長でありながら、日本経営合理化協会、松下幸之助経営塾、ダイヤモンド経営塾、慶應義塾大学大学院ビジネス・スクールなど年50回講演。東京商工会議所1号議員。第1回「日本でいちばん大切にしたい会社」大賞の「中小企業庁長官賞」、東京商工会議所の第10回「勇気ある経営大賞」、第3回「ホワイト企業大賞」など受賞多数。
【日本レーザーHP】 www.japanlaser.co.jp/
【夢と志の経営】 info.japanlaser.co.jp/

 日本レーザーは、2007年、MEBO(マネジメント・アンド・エンプロイー・バイアウト/経営陣と従業員が一体となって行うM&A)によって、親会社から完全に独立しました。

 MEBOは、経営陣だけでなく「社員も一緒になって」親会社から株式を買い取るという手法です。

 ただし、ファンドは入れさせたくなかったので、「社員からの出資金」と銀行からの長期借入金(1億5000万円)だけで株式を買い取ることにしました。

 ファンドを入れないMEBOで、パート出身者も、派遣社員も、定年後入社の嘱託社員も、新卒の新入社員も全員株主というのは、日本では例がありません。おそらく世界初でしょう。

 独立に当たって、持株会社JLCホールディングスへの出資を社員に募ったところ、驚いたことに、社員枠の「4倍」の応募が集まりました。

 この数字は、社員がいかに会社に期待をかけているか、そのあらわれだと思います(急遽、資本金を3000万円から5000万円にして再登記、それでも2.4倍が応募)。

 100万円出資したいという社員には、50万円にしてもらうなど、希望の半分以下の株数を譲渡することにしました。

 その結果、「社員全員が株主」という会社ができ上がったのです。

 子会社の社員が親会社の保有株を買うケースは、前代未聞。
 現在の株主構成は、日本電子が14.9%、私が14.9%、ほかの経営陣が38.2%、社員(アルバイト・パートは除く)が32.0%となっています。

 ただ、ここからが大変でした。

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近藤 宣之(こんどう・のぶゆき)

株式会社日本レーザー代表取締役社長。慶應義塾大学工学部卒業後、日本電子株式会社入社。28歳で異例の労働組合執行委員長に推され11年務める。そこで1000名のリストラに直面した後、取締役米国法人支配人、取締役国内営業担当などを歴任。1994年、債務超過に陥り、メインバンクからも見放された子会社の日本レーザー社長に。就任1年目から黒字化させ、現在まで23年連続黒字、10年以上離職率ほぼゼロに導く。社員数55名、年商約40億円の会社ながら、女性管理職が3割。2007年、社員のモチベーションをさらに高める狙いから、ファンドを入れずに役員・正社員・嘱託社員が株主となる日本初の「MEBO」を実施。親会社から完全独立する。現役社長でありながら、日本経営合理化協会、松下幸之助経営塾、ダイヤモンド経営塾、慶應義塾大学大学院ビジネススクールなどでも講師を務め、年間50回ほど講演。全国から講演依頼が絶えない。第3回「ホワイト企業大賞」など受賞多数。


ありえないレベルで人を大切にしたら23年連続黒字になった仕組み

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