なぜ行動が伴わないのでしょうか。皮肉なことに、全員が抵抗もなく「シャンシャンシャン」とまとまった会議ほど、次の月になっても実際は何も変わっていないという傾向があります。

 賛否両論の末、やっと集約した計画であれば、実行するための工夫まで言及するものですが、満場一致でまとまった会議は、すでに実行したかのような錯覚を起こしがちなのです。

 つまり、会議そのものの空気に満足して「どのようにして実行するか」「誰がするか」「いつまでにするか」といった肝心な押さえが甘くなるのです。

 立派な意見を出すために会議をするのではありません。決めたことを実行しなければ、その会議は無意味です。時間とお金を浪費しただけであり、それは会社にとって大変な損失であることに気づいてください。

 高いコストをかけて行う会議は、もっと重く責任を課す内容にしなければなりません。そのために、会議の基本を学び、効果の上がるルールをつくらなければならないのです。