[東京 13日 ロイター] - 正午のドル/円は、前週末のニューヨーク市場午後5時時点に比べ、わずかにドル高/円安の114.88/90円だった。米雇用統計の消化が進んだ後は114円後半での小動きが続いた。週半ば以降の重要イベントをにらんで積極性に乏しい相場展開となった。

午前のドル/円は、安く始まった日経平均株価がプラス圏に浮上するのをながめて、114円後半での小動きが続いた。朝方に一時114.70円に下押しした後はじりじりと水準を回復。ただ、上値も114.92円と限られた。

先週末発表の米2月雇用統計では、非農業部門雇用者数が23万5000人増と市場予想の19万人増を上回る一方、時間当たり平均賃金は前月比0.2%増と予想の0.3%増を下回った。「決して悪い内容でなく、国内勢の押し目買いも入りやすい」(別の国内金融機関)との声が聞かれた。

雇用統計を消化した後は、米連邦公開市場委員会(FOMC)や米予算案など「週半ば以降の重要イベントを前に手がけにくい」(国内金融機関)といい、実需筋の取引も目立たなかった。

一方、ユーロ/ドルは一時1.0696ドルに、ユーロ/円は一時122.87円に上昇した。先週末のユーロ買い戻しの動きが再燃した。

先週は、欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁が極端な金融緩和を通じて市場を支援する必要性は低下しているとの見解を示したほか、ECBが資産買い入れ終了前の利上げを協議したと伝わり、ショートカバーが誘発された。