[ブリュッセル 13日 ロイター] - 欧州連合(EU)財務相が17─18日に開催される20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議向けに、保護主義に対抗すると同時に、2008年の金融危機を受けて導入された一連の措置を維持するとの姿勢を表明する文書を用意していることが明らかになった。米国を暗に示しているものと見られる。

文書は独バーデンバーデンで開催されるG20財務相・中央銀行総裁会議向けにEU財務相が作成したもの。

ロイターが入手した同文書は、「われわれは開放的な世界経済を維持し、保護主義に対抗し、世界的な経済協力を保つことにコミットしている」とし、規則、および市場原理に基づいた国際的な経済秩序に対する支持を表明している。

ロイターが今月7日に入手したG20財務相・中央銀行総裁会議の共同声明草案では、保護主義や競争的な通貨切り下げに断固として反対するとの文言が削除されたことが分かっている。