[ニューヨーク 13日 ロイター] - 終盤のニューヨーク外為市場では、主要6通貨に対するドル指数が安値圏から持ち直し、おおむね横ばいとなった。市場では、追加利上げの可能性が濃厚とみられる14─15日の連邦公開市場委員会(FOMC)に注目が集まった。

ドル指数<.DXY>は午後になってやや強含み101.33をつけた。これに先立つ取引では2週間ぶり安値水準である101.01まで下げる場面もあった。

10日発表の米雇用統計が労働市場の順調な改善を示したことで連邦準備理事会(FRB)の利上げ観測は強まっており、市場が織り込む3月利上げの可能性は90%近くに上った。利上げは、米国資産の魅力を高めるため、ドル高要因となる。

FXTMのリサーチアナリスト、ルクマン・オツヌガ氏は「先週の米雇用統計(の堅調さ)を受け、利上げ観測が強まった。FOMC参加メンバーの経済見通しが強気な見方を示し、年内の一段の金利引き上げを示唆するなら、ドル(指数)は短・中期的に102.00を超えてくる可能性がある」と指摘した。

英ポンド<GBP=>はここ約2週間、対ドルで弱含んできたが、この日は0.5%上昇し、1.2231ドルをつけた。スコットランド自治政府のスタージョン首相がこの日、スコットランドの英国独立の税非を問う住民投票を再実施するよう要求。ただ、実施時期は早くても来年終わりごろと見込んだことで、年内の政治リスク増加に対する懸念が後退した。

ユーロ<EUR=>は終盤、対ドルで0.1%安の1.0658ドルとなった。

ドル/円<JPY=>は114.77円となり、おおむね横ばい。日銀の16日の金融政策決定会合では、現在の緩和的な金融政策に大きな変更はないと見込まれている。ただ、フォレックス・ドット・コムの調査責任者、ジェームズ・チェン氏は、日銀が量的金融緩和の縮小を少しでも示唆すれば、円高材料となるとの見方を示した。

ドル/円 NY終値 114.87/114.89

始値 114.53

高値 114.88

安値 114.51

ユーロ/ドル NY終値 1.0653/1.0654

始値 1.0672

高値 1.0678

安値 1.0653

*内容を追加しました。