[ベルリン 15日 ロイター] - ドイツ政府は15日、2018年予算の大枠と2021年までの中期財政計画を閣議決定した。政府筋が明らかにした。ショイブレ財務相の提案に沿った内容で、徐々に歳出を増やす一方で新規借り入れは行わない。

ロイターが入手した予算の枠組みによると、2018年の歳出は1.9%増の3355億ユーロとなる。増加分は難民の社会適応支援や開発援助、防衛、国内の治安対策などに充てる。

防衛費は384億5000万ユーロと16年の351億3000万ユーロから増加し、国内総生産(GDP)の1.23%相当となる。

トランプ米大統領はドイツを含む北大西洋条約機構(NATO)加盟国に対し防衛予算にGDPの2%を拠出するよう求めている。

公共投資は2018年が357億ユーロ、19年は362億ユーロ 。17年は361億ユーロだった。

2021年の歳出は3556億ユーロで、2019年から3年間で200億ユーロ拡大する。

借り入れコストが低水準にとどまる一方で税収増が続くと予想されるため、2021年まで新たな純借り入れは必要なく、財政均衡目標を維持する。

政府は2018年予算案と中期財政計画を6月28日に閣議決定する見込み。