[ニューヨーク 15日 ロイター] - 米国株式市場は急反発。米連邦準備理事会(FRB)は想定通り、昨年12月以来となる追加利上げを決めたが、将来の利上げペースに関する見通しは据え置かれ、金融引き締めの加速が示唆されなかったことで市場の一部にあった懸念が和らいだ。

FRBはこの日の連邦公開市場委員会(FOMC)で、政策金利フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を0.25%ポイント引き上げ0.75─1%とすることを決めた。市場は利上げを予想しており、FF金利先物相場が織り込む利上げの可能性は90%を超えていた。

ジェンセン・クオリティ・グロース・ファンドの共同ポートフォリオマネジャー、エリック・シェーンスタイン氏は「FRBが(金融引き締め方向に)もっと前のめりになるかもしれないとの見方があったが、実際は違ったことで、現在の軌道が維持されることが示された」と指摘。FRBの声明は懸念されたほどタカ派的ではなかったと説明した。

中・小型株が中心のラッセル2000種指数<.RUT>は1.5%上昇。一方でS&P金融株<.SPSY>は売られ、S&Pの主要11セクターの中で唯一下落した。

原油先物相場が1週間超ぶりに上昇したことでエネルギー株が買われ、S&P総合500種の上昇を後押しした。米原油在庫の減少が示されたことが背景で、米原油先物<CLc1>は2.7%上昇し1バレル=49.01ドルをつけた。米エクソンモービル<XOM.N>が1.2%、米シェブロン<CVX.N>は1.4%それぞれ上昇した。

個別銘柄では、米アップルが1.1%高。RBCキャピタルが目標株価を引き上げたことが好材料だった。

米短文投稿サイトのツイッター<TWTR.N>は、BBCノースアメリカや欧州議会などのツイッターアカウントがハッキング被害にあったことを受けて売られ、1.9%安だった。

騰落銘柄比率はニューヨーク証券取引所が6.84対1、ナスダックは2.28対1で、いずれも上昇銘柄が下落銘柄を上回った。

米取引所の合計出来高は約78億2000万株で、ここ20営業日平均の69億8000万株を上回った。

終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード

ダウ工業株30種 20950.10 +112.73 +0.54 20874.78 20977.47 20859.60 <.DJI>

前営業日終値 20837.37

ナスダック総合 5900.05 +43.23 +0.74 5869.97 5911.20 5858.16 <.IXIC>

前営業日終値 5856.82

S&P総合500種 2385.26 +19.81 +0.84 2370.34 2390.01 2368.94 <.SPX>

前営業日終値 2365.45

ダウ輸送株20種 9229.32 +106.26 +1.16 <.DJT>

ダウ公共株15種 701.84 +10.89 +1.58 <.DJU>

フィラデルフィア半導体 1004.65 +8.32 +0.84 <.SOX>

VIX指数 11.63 -0.67 -5.45 <.VIX>

S&P一般消費財 694.85 +3.51 +0.51 <.SPLRCD>

S&P素材 329.80 +5.12 +1.58 <.SPLRCM>

S&P工業 564.20 +6.20 +1.11 <.SPLRCI>

S&P主要消費財 567.19 +4.23 +0.75 <.SPLRCS>

S&P金融 409.91 -0.55 -0.13 <.SPSY>

S&P不動産 192.71 +3.62 +1.91 <.SPLRCREC>

S&Pエネルギー 515.23 +10.50 +2.08 <.SPNY>

S&Pヘルスケア 882.50 +10.32 +1.18 <.SPXHC>

S&P電気通信サービス 171.91 +2.31 +1.36 <.SPLRCL>

S&P情報技術 901.71 +5.39 +0.60 <.SPLRCT>

S&P公益事業 261.59 +4.22 +1.64 <.SPLRCU>

NYSE出来高 9.14億株 <.AD.N>

シカゴ日経先物6月限 ドル建て 19440 - 10 大阪比 <0#NK:>

シカゴ日経先物6月限 円建て 19365 - 85 大阪比 <0#NIY:>