[サンフランシスコ 15日 ロイター] - 米電気自動車(EV)大手テスラ<TSLA.O>は15日、計11億5000万ドルの普通株とシニア転換社債を売却すると発表した。同社は新型車「モデル3」の投入を加速させている。

同社の株価は引け後の時間外取引で2.1%高。

2億5000万ドル規模の普通株と、2022年期限のシニア転換社債7億5000万ドル規模を売却する。

うち、マスク最高経営責任者(CEO)が2500万ドル相当の普通株を購入する見通しだという。

マスクCEOが先月、キャッシュの必要性が迫っていると述べたため、テスラは調達に動くとの見方が広がっていた。市場では調達額が25億ドル程度になるとの観測も出ていた。

テスラの昨年末時点の現金・現金等価物は33億9000万ドル。ただ、その大半は昨年5月の株式発行や太陽光発電設備ソーラーシティの買収に伴うものだった。

テスラは、今年上半期の設備投資が20億─25億ドルに上るため、モデル3の生産を控えた重要な時期にキャッシュにほとんど余裕がなくなると警告していた。