[アテネ 15日 ロイター] - ギリシャの銀行は、経済に十分な資金を提供するため不良債権を圧縮することが求められており、売却可能な資産を依然保有している銀行がまず取り組む必要がある。関係筋が15日に語った。

ギリシャの銀行が抱える不良債権は2008年の金融危機発生時点で145億ユーロ(154億ドル)、不良債権比率は5.5%だったが、2016年には1069億ユーロ、比率では50.5%まで拡大した。

ギリシャ中央銀行は欧州中央銀行(ECB)と連携し、各行の不良債権対策の進捗状況を監視している。

関係筋は「非常に高い水準にある不良債権の問題に対処することは極めて重要だ。銀行は抱え込みすぎており、経済に十分な資金を提供することができていない」と述べた。

ギリシャの銀行は不良債権削減に向けた3年計画で当局と合意しており、9月時点の1069億ユーロから、2019年までに667億ユーロに削減することを目指している。不良債権比率は51%から34%に低下することになる。