[東京 16日 ロイター] - 日本自動車工業会(自工会)の西川廣人会長(日産自動車<7201.T>の共同CEO)は16日の会見で、2017年春闘で基本給を底上げするベースアップ(ベア)が4年連続で実現したことについて「非常にポジティブだった」と評価した。

報道ではベア前年割れが相次いだことなどから「失速」や「息切れ」というネガティブな表現が並んだが、「失速という感じではなく、経済の好循環と捉えるべき」との見解を示した。

また、世界では政治的な問題などで先行き不透明はあるものの、欧米、中国など主要市場は「むしろファンダメンタルズで見ると悪くない」との見方を示した。

トランプ米大統領が燃費規制緩和の方針を表明したことに関しては、各社の「大きな技術開発の方向性は変わらないと思う」と述べた。市場によって顧客の嗜好(しこう)などが異なることを「各社は織り込み済み」とした上で、「大きな意味で世界的に燃費を良くする、CO2(二酸化炭素)を抑える、(車両の)電動化が進む、この方向は変わらない」と語った。