[マドリード 15日 ロイター] - スペインの銀行救済基金である銀行再建基金(FROB)は15日、国内銀行のバンキア<BKIA.MC>とバンコ・マレ・ノストルム(BMN)を合併させる方針を示した。両行は2012年に共に公的資金による救済を受けており、政府は注入資金を回収したい考え。

合併はFROBが提案したもので、関係筋によると、両社の取締役会が5月に合併を採決し、7月に株主承認を得る見通し。

FROBは「バンキアとバンコ・マレ・ノストルムの合併を通じた事業体再編は、公的基金の回収を最大化するというわれわれの義務を果たすために最良の戦略だ」と述べた。

スペインの銀行業界はすでに大規模再編が進んでおり、金融危機時の55行から14行に集約されている。バンキアとBMNは不動産融資の損失を理由に、240億ユーロ(255億ドル)の公的支援を受け、政府はバンキア株約66%、BMN株65%を保有。2019年12月までに両行を民営化することにしている。