傘寿(80歳)を機に、帝塚真織さんはAVから卒業した

 3年前には「あと10年続ける」と公言していたが、傘寿を機に卒業を決めたのは、「自分好みの男優じゃないと撮影が辛くなったから」との理由だ。

 元来、好む男性の条件が細かいのに加え、プライベートでは30歳年下の恋人と月に1~2回の頻度で愛し合う生活を続けており、相手から咎められ、“行為”での公私の差を実感するほど「現場が苦になっていった」と話す。

「もともとギャラ(お金)目的じゃないし、節目だと思ったの。一通り頑張ったから未練は全然ない」と言うが、監督らからは「『もったいない! 2~3年したら戻って来てよ』と強く言われちゃってね。困っちゃった。『その時になったら考えるわ』と返したけど、相手役次第かしら」と笑い、カムバックには含みも持たせる。

男性経験は亡夫のみ
人生の記念に80歳でデビュー

 一方、入れ替わりで最高齢女優となったのが、昨年に80歳でAVデビューして、現在5タイトルに名を連ねる小笠原祐子さん(81歳)だ。

「お店の常連客から『ママ、女優にならない?』と言われてビックリよ。畑違いもいいところで、『エー! 何で私が!?』って腰を抜かしたわ」

 57歳で未亡人となってスナックを営んできたが、男性経験はこれまた亡夫のみ。

「人生の記念に。一生に一度のこと」と業界関係者の客に強く説かれ、一人の男しか知らない好奇心から、とりあえずAVの撮影現場へ見学に出向いた。

「『こんなに明るい場所で、何人も人がいる所でなんかできない!』と言ったの。でも……」

 写真を撮られ、「○日に撮影入っているから」と言われて覚悟を決める。

 いざ、収録を終えてみると、「どうってことなかったな、と。ただ、女優の気持ちは分かったの。現場は別世界で別人になる。何より『こういう世界ってあるんだ。この年になってこんな経験するなんて、周りの人見てもいないな』って」。

 先月にはフランスのテレビ局が取材に訪れ、「いつまでやるか」の質問に「クルマの運転ができるくらい元気なうちはやるんじゃないかしら」と返答。近々にも新作を撮影予定だ。