[ロンドン 16日 ロイター] - イングランド銀行(中央銀行、BOE)の職員は、提示された今年の賃上げ率がインフレ率を下回っていたとして、スト入りするかを決める投票を行う可能性がある。英国最大の労組ユナイトが16日、明らかにした。

ユナイトは、ストに踏み切るかどうかを決めるより正式な投票を今春中に行うかを問うため、予備的な投票を実施。組合員の70%が賛成した。

中銀の職員は、3600人前後。

ユナイトによると、中銀は4月1日から始まる次年度に1%の賃上げを提示。賃金水準が低い職員にはさらに0.5%の引き上げの可能性が提示された。現在のインフレ率は、1.8%。

ユナイトの支部担当者は声明で「中銀の提示賃上げ率がインフレ率を大きく下回っていることにいらだちをおぼえる。組合員は、世界で最もコストの高い都市で働いたり、出張したり、生活したりしなければならない」と述べた。

また「予備的投票の結果は、ストをめぐる投票実施に向け強い後押しとなった。同時に、われわれは中銀幹部に対し、交渉の場に戻って建設的な協議を行うよう求める」と述べた。

中銀の報道官はコメントを控えた。