[リッチモンド(米バージニア州) 21日 ロイター] - メスター米クリーブランド地区連銀総裁は21日、経済指標が底堅ければ、米連邦準備理事会(FRB)が年内にバランスシートの縮小に着手することを支持するとの考えを示した。

総裁は講演の準備原稿で「経済状況が想定通りの展開となれば、FRBの(債券)再投資の政策を年内に変更することに不安はない」と表明した。

その上で、そうした措置は、金利正常化が軌道に乗った段階でバランスシートの縮小を検討するとしているFRBの方針に合致していると指摘した。

金利政策については、毎回の連邦公開市場委員会(FOMC)で引き上げられるとは想定していないが、経済が引き続き堅調に推移した場合、過去2年のような年に1度の利上げよりも速いペースで行う必要があると言明。

「フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標引き上げを通じた一段の緩和解除が必要であり、そうした上向きの政策の道筋は景気拡大を抑制するのではなく、一段と持続可能にする一助となる」と述べた。

さらに、経済の状況を踏まえると、インフレ率は今後1年で持続的にFRBの対称的目標である2%に回帰するとの見通しを示した。

メスター総裁は昨年、2度のFOMCで金利据え置きに反対票を投じ、利上げを主張した。今年は投票権を持たない。

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