[ラパ(ブラジル) 21日 ロイター] - ブラジルの連邦警察と農牧・食料供給省は21日遅く、同国の食肉加工業者が検査官に賄賂を渡し、衛生基準に満たない肉を販売していた問題について、単発の事件で業界全体への広がりはないと発表し、事態の鎮静化に努めた。

警察が先週17日、7州で食肉加工工場やオフィスの捜索を始めて以降、ブラジル政府は問題の火消しに乗り出しているが、日本、香港、カナダ、メキシコやスイスは21日、ブラジル産食肉の一部または全部の輸入を停止。

20日には中国、欧州連合(EU)、韓国、チリも同様の措置を取っている。

警察と農牧省は共同の声明で「衛生検査システムでの単独の不正行為を暴くのが連邦警察による捜査の目的であり、事実は数人の労働者が実行した職業上の行為の逸脱に直接関連している」と説明。「これらはブラジルのシステムの広範囲な不全は意味しない」と強調した。