[名古屋 22日 ロイター] - 東海東京フィナンシャル・ホールディングス<8616.T>は22日、20─40代の顧客をターゲットとする新ブランドを立ち上げると発表した。同日会見した東海東京証券の早川敏之社長・最高執行責任者(COO)は、同社の顧客の高齢化に危機感を示し、若年層の取り込みの重要性を強調した。

東海東京FHは、新ブランドのもと保険、住宅ローン、投資商品をワンストップで展開する。ブランド名は「MONEQUE(マニーク)」で、マネーとユニークを組み合わせた造語。

証券会社の顧客層は高齢化が進み、若年層の取り込みが急務となっている。東海東京証券の場合、預かり資産の49%が70才以上。一方、50才未満は10%にとどまり、若い世代の開拓が重要な経営課題となっている。

店舗は愛知県東海市に4月、第1号店を開き、来年度に最大5店舗を設置する計画。東京駅にも展開する予定。

早川社長によると、マニークの店舗では、1店舗あたり年間800件の保険の成約を目指す。住宅ローンや証券投資など、ライフステージにあわせた商品を、年齢やニーズに沿って提供する計画。

取り扱う保険商品は、貯蓄性の高い年金保険などではなく、収入保証型の保険など、運用に資金を回す余裕の少ない若年層ニーズにあったものにする予定。証券会社をコアとする金融機関で、保険、住宅ローン、証券を包括的に、新ブランドを使って店舗展開する例は他にないという。

(江本恵美)