[ワシントン 22日 ロイター] - 米証券取引委員会(SEC)の次期委員長に指名された弁護士のジェイ・クレイトン氏は、23日の承認公聴会で不正の取り締まりに尽力する姿勢を強調する意向だ。

ロイターが確認した準備原稿の抜粋で明らかになった。

同氏は原稿で「米金融システムにおける詐欺や疑わしい慣行を一掃することに100%コミットしている」と表明し、「誰に対しても特別扱いすることはないと誓う」としている。

上院銀行委員会での公聴会では、ウォーレン上院議員ら進歩的なメンバーにとってこうした発言が重要になる。

クレイトン氏は法律事務所サリバン・アンド・クロムウェルのパートナーとして主に企業の資本調達を担当。ゴールドマン・サックスなど金融業界ともつながりがあることから、ウォーレン議員はクレイトン氏の法令執行能力に懐疑的な見方を示している。

ただ、クレイトン氏は難なく承認されるとみられており、一部の民主党議員も賛成票を投じる可能性がある。

準備原稿ではさらに、「以前と比べ、企業にとって米公開資本市場の魅力が低減したのは明白だ」とし、「企業投資家の投資機会は比較的限られており、改善の余地がある」との考えを示している。