[メキシコ市/ワシントン 23日 ロイター] - 米国やメキシコ、カナダ、ブラジルなどの14カ国は23日、共同声明を発表し、選挙を実施するとともに「政治犯」を釈放するようベネズエラに求めた。

メキシコのビデガライ外相によると、声明は「民主主義の再建」をベネズエラに促すことが目的。米州機構(OAS)からの脱退は外交的努力が尽きた時の「最終手段」だとして、対話と交渉によって経済危機を克服するようベネズエラに呼び掛けた。

また、2015年に野党が多数派を占めるようになって以来、無力化している国会の正当性を認めるよう要求したほか、三権分立や法の支配、選挙日程の設定なども求めた。

これに対し、ベネズエラのロドリゲス外相は、米国政府に味方してベネズエラを孤立させようとする「卑屈」な「裏切り者」とビデガライ氏を非難。「中南米諸国との間に壁を築いている」と語った。

ベネズエラでは、暴力行為を扇動し、マドゥロ政権の転覆を図ったしたなどとして反政府活動家約100人が収監されている。昨年10月には、マドゥロ氏の罷免の是非を問う国民投票を実施しようとしていた野党連合などの活動が政権側によって阻止された。