[フランクフルト 25日 ロイター] - ドイツ連銀のJoachim Wuermeling理事は、欧州中央銀行(ECB)の政策措置について、次の動きや順序などはまだはっきりしておらず、利上げや債券の売却が含まれる可能性があるとの見解を示した。

ユーロ圏のインフレが上昇し、ECBの超緩和政策に疑問が生じる中、同理事の発言は、ドイツのいら立ちを物語っている。

同理事は講演で「ECB理事会のフォワードガイダンスは現在、早くて利上げは債券買い入れ終了後になることを想定している」とした上で「すべてが流動的だ」と指摘。

債券買い入れ終了前に中銀預金金利を引き上げる選択肢もあると述べ、約1週間前のノボトニー・オーストリア中銀総裁の発言に同調する考えを示した。

同理事はまた、「流動性吸収もいつでも可能」と指摘した。ECBが2015年以降買い入れてきた大量の資産の売却に言及したとみられる。

理事は「原則的には、さまざまな措置を巻き戻すのに事前に運営上あるいは技術的な順序はない」と語った。

ECBのチーフエコノミストを務めるプラート専務理事は、24日付のイタリア紙ソレ24オレに掲載されたインタビュー記事で、緩和措置を継続するECBの方針を堅持する姿勢を示し、緩和措置の巻き戻しに言及するのは時期尚早だと指摘していた。