[ベルリン/ザールブリュッケン(ドイツ) 26日 ロイター] - ドイツ西部ザールラント州で26日に実施された州議会選挙は、メルケル首相のキリスト教民主同盟(CDU)が40.7%の票を得て勝利した。9月の連邦議会選に向けて弾みをつけた格好で、中道左派の社会民主党(SPD)にとっては痛手となった。

暫定公式結果によると、CDUは前回選挙が行われた2012年の35.2%から票を伸ばし、第1党の地位を固めた。一方、SPDの得票率は30.6%から29.6%に低下した。

選挙前の世論調査では、シュルツ前欧州議会議長を新党首に迎えたSPDが票を伸ばし、SPDと左派党、緑の党の3党、あるいはSPDと左派党の2党による左派連合が誕生するとの観測も浮上していた。

だが、緑の党の得票率は議席獲得に必要な5%に届かず、左派党も12.9%にとどまったことから、2党での連立には票が足りない結果となった。

反移民を掲げる右派政党「ドイツのための選択肢(AfD)」は6.2%だった。

ザールラント州議会選は、9月24日の連邦議会選前に実施される3つの地方選挙の皮切りとなった。