[東京 27日 ロイター] - 正午のドル/円は、前週末ニューヨーク市場午後5時時点と比べ、ドル安/円高の110.38/40円だった。

朝方111円ちょうど付近だったドルはじり安で推移。日経平均の下げ幅拡大などもあり、仲値通過後に110.26円まで下落した。

トランプ米大統領が医療保険制度改革(オバマケア)の代替法案を通せず、米政権の政策運営の先行きに不透明感が出ている。ドル売り/円買いが優勢となる中、ストップロスを巻き込んで下げ足を速めた。月末ということもあり「ドルの下落を見た輸出企業がドルを売っていた」(国内金融機関)との指摘もあった。

その後、110円前半では押し目買いが下値を支えたが、戻りの勢いは鈍かった。

ユーロ高/ドル安の影響もあり、ドル/円は頭が重いとの指摘もあった。ユーロは一時1.0849ドルまで上昇し、昨年12月8日以来の高値をつけた。26日に実施されたドイツのザールラント州議会選挙で、メルケル首相のキリスト教民主同盟(CDU)が勝利したことなどが好感されているという。