日本人が「ミス・ユニバース」に入賞できた理由

 皆さんは、イネス・リグロンという女性をご存じでしょうか。

 もともとはフランスの実業家ですが、日本で彼女の名前が一躍有名になったのは、「ミス・ユニバース」の世界大会で日本人を次々に入賞させたことがきっかけです。

 イネスさんの指導のもと、知花くららさんが世界第2位、森理世さんが世界第1位に輝き、彼女の育成メソッドが注目を集めました。

 そのイネスさんいわく、これまで日本人が世界大会で入賞できなかったのは、シャイな気質が原因だったそうです。

 自分をアピールするのが気恥ずかしくて、ステージ上でも堂々とポージングできない。そこが日本人の弱みでした。

 そこで、イネスさんが何とアドバイスしたか。

「憧れの人になりきりなさい」

 もしスーパーモデルになりきれば、その人と同じくらい自信満々にポーズをとれる。誰かを演じることで、自分の枠を超えることができるのです。

 今までの常識、今の自分を捨てるには、ロールモデルになりきること。

 これが誰にでもできて、すぐに効果が出る「常識を突破する方法」です。