[マドリード 27日 ロイター] - 米シカゴ地区連銀のエバンズ総裁は27日、連邦準備理事会(FRB)が年内に4回の利上げを実施するためにはインフレがより力強く上昇する必要があるとし、そのための論拠は十分でないとの考えを示した。

エバンズ総裁は年内は3回の利上げが「妥当」としながらも、2回、もしくは4回も可能性としてはあり得ると述べた。ただ年内4回の利上げはあるかとの質問に対しては「2017年に4回の利上げが実施されると自分自身が考えるには、インフレがより強く上昇し、長期インフレ期待も有意に上向いている必要がある」と述べた。

FRBがバランスシートの縮小に着手する時期について詳細は語らなかったものの、着手する時期に加え、どのようなペースで縮小していくべきか議論されていることを明らかにした。

また、医療保険制度改革(オバマケア)代替法案の撤回を受け、米国の先行き不透明感が増したとの認識も示した。