[ロンドン 28日 ロイター] - イングランド銀行(英中銀)のマカファーティー金融政策委員は28日、経済の見通しが強くないことを強調し、5月の次回金融政策委員会で利上げを主張するかどうかについてはまだ分からないとの立場を示した。

英中銀は今月の金融政策委員会で政策金利を0.25%に据え置くことを決定したが、フォーブス委員が25ベーシスポイント(bp)の利上げを主張。決定は8対1と、昨年7月以来初めて票が割れた。

議事要旨では他の委員もフォーブス委員に同調することを検討したことが示されており、フォーブス委員と同様に昨年8月に新たな国債買い入れに反対していたマカファーティー委員が利上げ推進に転じる可能性があると見られていた。

ただマカファーティー委員はLBCラジオの番組で、5月に利上げを主張するかとの質問に対し「正直に言って、まだ分からない」と述べ、こうした見方を退けた。

また「経済が十分に力強くなれば、われわれは金利を引き上げ、最終的には量的緩和(QE)も終了させる」としたものの、経済は現時点で十分に力強いかとの質問に対し、「昨年から今年初旬にかけて経済はやや力強さを増したと考えているが、インフレ率が上向き始めているため、この堅調さが維持されるかどうかはまだ分からない」と述べた。

そのうえで、インフレ高進により消費支出が抑えられ、経済成長が弱含む可能性があるとの見方も示した。