[ブリュッセル 28日 ロイター] - 英国の首都ロンドンのカーン市長は28日、ブリュッセルで講演し、英国の欧州連合(EU)離脱後も、ロンドンは欧州諸国とEUにとっての主要なパートナーであり続けると語った。

メイ英首相は29日、EUに対する正式な離脱通知を行う。

カーン市長は、離脱交渉がうまくいかなければEUはその唯一の国際金融拠点とのつながりを失い、金融サービス企業が欧州からニューヨークやシンガポール、香港へと移転するリスクにさらされると指摘した。

また、英政府に対しては、英国に住むEU市民について、EU離脱後の滞在を保証するよう要請。メイ首相がその保証を与える場合、「完全な善意の意思表示」になると語った。人口800万人を超えるロンドンには、他のEU加盟国から来た100万人以上が住んでいる。

市長は、EU域内に住む英国人にも同様に滞在を保証するようEUに求めた。