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あのとき言えなかった“ありがとう”をウェブで!
感謝の言葉をこっそりしたためる『ペコリン』で和もう

中島 駆 [フリーライター]
2011年5月19日
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「ペコリン」のトップページ。投稿された「ありがとう日記」には、誰でもコメントを書くことができる。

 東日本大震災以来、被災地や被災者の方々へ向けて多くの支援が送られている。物質的な援助のみならず、「がんばろう!」「ふんばれ!」といった言葉が、合い言葉のように飛び交うのを見るにつけ、改めて言葉の持つ力を実感することも多い。

 また、今回の震災を受けて、普通に日常生活を送ることができることの幸せを改めて実感している人も多いに違いない。家族や友人、職場の人たちの助けがあるからこそ、自分は生きていける――。そんな風に感じている人も多いことだろう。

 とはいえ、とりわけ身近な人たちに面と向かって謝意を表するというのは、案外と面映ゆいものである。そんなときに試してみたいのが、「ペコリン」というサイトだ。

 「ペコリン」は、日頃の感謝の気持ちを「ありがとう日記」として書き残していくことができるサービス。匿名で書くこともできるが、Twitterアカウントでログインすれば、自分の「ありがとう日記」を後から読み返すことができる。

 寄せられている「ありがとう日記」の内容は、両親や恋人、友人、ペットといった身近な人々への感謝の言葉だけに止まらない。感謝の対象は、コンビニの店員さん、見知らぬおじさん、掃除のおばさんなど、実に多岐に渡る。

 「『ペコリン』は、“あの時言えなかったありがとうを、今、ここで”というコンセプトで運営しています。たとえば、昔お世話になったのに、今は遠くに離れてしまって、感謝の言葉を伝えることができないという人も多いと思います。そうした方々の役に立つことができればと考えています」(開発者:そらいっち氏)

 感謝するのは、なにも人に対してばかりではない。眼鏡やヘアワックス、あるいは目覚まし時計に対して「何度たたいてもめげずに起こしてくれるけなげさに感謝」といった言葉もある。「モノ」に対する感謝の気持ちというのは、普段は忘れがちなもの。私たちの日常生活に不可欠なもの全てに対して感謝の気持ちを持つことの大切さを、改めて教えてくれると言えそうだ。

 ユーザーの「ありがとう日記」を眺めているだけで、ほっこりと気持ちが和む『ペコリン』だが、「これをきっかけにして、実際に本人に“ありがとう”を伝えてもらえると嬉しい」(同氏)という。

 誰もが、ついつい言いそびれてしまっている感謝の言葉を持っているはず。そんな思いを、「ペコリン」に後押ししてもらってはいかがだろうか。

(中島 駆)


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