[東京 30日 ロイター] - 正午のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点と比べ、ドル高/円安の111.30/32円だった。明確な方向性は出ず、「五里霧中」(国内金融機関)との声が出ている。

朝方111円付近だったドルは、仲値に向かってじり高となった。目立ったニュースが見当たらなかったことから、実需筋のフローが相場を主導したとみられる。輸入企業のドル買いが優勢となる中、米10年債利回りの上昇も支援。一時111.43円まで上昇した。

その後、買いが一巡すると伸び悩み、正午にかけて小幅に押し戻された。 

目先、トレンドを見出せない市場参加者が多いという。「トランプ米大統領の存在が米国経済にどの程度プラスで、世界経済にどの程度マイナスなのか。ブレグジットが英国やEUの経済にどの程度影響を与えるのか。話が大きすぎて判断できない」(同)との声が出ていた。