[ニューヨーク 30日 ロイター] - 米東部時間午前のニューヨーク外国為替市場で、ドルが当初の上げ幅を削り、横ばいまで押し戻された。トランプ米政権が「為替操作国を罰する」方策を検討しているとのCNBCの報道が材料視されている。

CNBCによると、トランプ政権は「通貨が過小評価されていると考える国を罰するため、権限の範囲を調べている」と報じた。政権がどのように実行するのかについては詳細に触れていない。

トランプ氏は大統領選中、中国を就任初日に為替操作国に認定すると表明していたが、これまで行動を起こしていない。

主要6通貨に対するドル指数は報道を受けて値を消し、直近では100.11。

一方、英ポンドは対ドルで急伸。0.7%高の1.2525ドルまで上昇した。

TD証券の為替戦略部門北米責任者、マーク・マコーミック氏は「トランプ政権はドル相場を望む方向に誘導しようとしており、これも口先介入的な取り組みの一環だろう」と話す。