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カイゼン!思考力

どうもうまくいっていない?――ギャンブラーの誤謬

嶋田 毅 [グロービス 出版局長兼編集長、GLOBIS.JP編集顧問]
【第48回】 2011年5月20日
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陥りがちな思考の罠に迫る「カイゼン!思考力」。今回は、ギャンブラーの誤謬を取り上げる。

――問題です

 以下のAさんの問題は何か。

 Aさんはプロ野球選手。新しいバッティングフォームの改良に取り組み、以前よりもはるかに高い打率を残せそうなフォームを編み出した。

 「これなら、おそらく、3回に1回はヒットを打てる、つまり3割3分3厘くらいの打率を残せそうだ。うまくいけば、首位打者だって…」

 ところが、開幕以来、最初の試合は4打数の1安打、そして次の試合、さらにその次の試合も同様であった。自分自身の感覚は悪くないのに、なかなか結果が出ない。現在のところ、成績は、合計すると12打数3安打、打率2割5分であった。

 「うーん。なかなかうまくいかないな。ひょっとして、自信がかえってあだとなって、力をうまく引き出せていないんだろうか。何がおかしいんだろう?」

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嶋田 毅 [グロービス 出版局長兼編集長、GLOBIS.JP編集顧問]

東京大学大学院理学系研究科修士課程修了。戦略系コンサルティングファーム、外資系メーカーを経てグロービスに入社、主に出版、カリキュラム設計、コンテンツ開発、ライセンシングなどを担当する。現在は出版、情報発信を担当。累計120万部を超えるベストセラー「グロービスMBAシリーズ」や、「グロービスの実感するMBAシリーズ」のプロデューサーも務める。
グロービス経営大学院や企業研修においてビジネスプラン、事業創造、管理会計、定量分析、経営戦略、マーケティングなどの講師も務める。また、オンライン経営情報誌 GLOBIS.JPなどで、さまざまな情報発信活動を行っている。


カイゼン!思考力

ビジネスパーソンが日常生活やビジネスの現場で陥りがちな思考の罠。そんな罠になぜ人ははまってしまうのか――。その謎と罠に陥らない方法に迫ります。

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