[ロンドン 31日 ロイター] - 市場調査会社GfKが31日公表したデータによると、3月の英消費者信頼感指数はマイナス6となり、2月から変わらずとなった。ロイターのエコノミスト調査による予想中央値のマイナス7はやや上回った。

信頼感は安定しているものの、欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)の手続きが進むなか、家計の経済見通しは依然下向き傾向にある。

昨年6月のブレグジット決定以後も消費支出は目立った落ち込みを見せていないが、不安感の高まりを示す兆候は見られる。

GfKのジョー・ステイトン氏は「生活費の上昇に賃上げが追い付いていないことから、消費者は引き続き、家計と英国経済の見通しに慎重になっている」と述べた。

経済への期待感、家計、支出を示す指数は2月とおおむね変わらずとなり、消費鈍化が加速していない可能性が示唆された。

しかし今月、イングランド銀行(中央銀行、BOE)の金融政策委員の1人が、インフレ圧力の強まりと、ブレグジット決定後も経済が底堅いことなどから、利上げに投票。他の当局者も、インフレおよび経済成長の統計次第で追随する可能性があるとの姿勢を示している。