[ワシントン 2日 ロイター] - トランプ米大統領は、北朝鮮の核・ミサイル開発を巡り中国の協力を得るため、通商問題をてこにする可能性を示唆するとともに、必要があれば米政府として単独で北朝鮮問題に対応する用意があるとの立場を示した。

2日付の英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)にインタビューが掲載された。

今週の米中首脳会談を前に、中国側に圧力をかける狙いがあるとみられる。

トランプ氏はインタビューで「中国は北朝鮮に対し多大な影響力を持っており、北朝鮮問題で米国に協力するかどうか決めることになる。協力すれば中国にとって非常に良いが、協力しないとすれば誰にとっても好ましくない」と述べた。

中国にどのようなインセンティブを提供できるかとの質問には「貿易がインセンティブだ」と答えた。

また、中国が北朝鮮に圧力をかけるのと引き換えに、いずれ朝鮮半島から米軍を撤退させるという取引を検討する用意はあるかとの質問には「中国が北朝鮮問題を解決しないのであれば、われわれが解決する。私に言えるのはそれだけだ」と述べた。

米国がどのような措置をとる可能性があるのかは不明だ。

米当局者が2日に明らかにしたところによると、国家安全保障会議(NSC)は北朝鮮の核・ミサイル開発抑制に向けた選択肢の検討を終え、提言をまとめた。提言には経済・軍事上の措置が含まれているが、追加制裁や中国への圧力を強める選択肢を優先しているという。

この当局者によると、提言が大統領に既に提出されたかどうかは明らかでない。

ホワイトハウスはNSCの提言についてコメントを控えた。

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