[31日 ロイター] - 米商品先物取引委員会(CFTC)が31日公表したデータ(3月28日までの1週間)によると、投機筋の米10年債先物のネットショート(売り越し)ポジションが昨年11月下旬以来の低水準に減少した。トランプ政権の財政刺激策について先行き不透明感が強まったことが背景。

一方、米連邦準備理事会(FRB)が今後数カ月間に追加利上げに踏み切るとの観測から、投機筋のユーロダラー先物の売り越しは306万枚と、再び過去最高水準を更新した。

3月28日時点の投機筋の10年債先物の売り持ちは買い持ちを6万9419枚上回った。前週の売り越しは10万0354枚だった。

投資家別では、債券ディーラーとレバレッジ系ファンドの10年債売り越しが各4万2800枚と18万5056枚に減少。アセットマネジャーの買い越しも28万6295枚に縮小した。

その他の米中期債(Tノート)では、投機筋の2年債の売り越しが5週間ぶり低水準に急減。5年債先物の売り越しは7週間ぶり低水準に減少した。

米長期債(Tボンド)先物の売り越しは12月以来の低水準。ただ、ウルトラ長期債の売り越しは11月以来の高水準に増加した。