[ワシントン 3日 ロイター] - 米上院司法委員会は3日、保守派のニール・ゴーサッチ氏の連邦最高裁判事への指名を11対9で承認した。上院共和党は本会議で民主党のフィリバスター(議事妨害)を打ち切るための票数を確保していないが、規則を変更し7日に承認を強行する構えだ。

民主党のクリス・クーン議員がゴーサッチ氏の承認に反対を表明したことで、議事妨害への支持が40人を超えた。

一方、共和党は上院規則を変更してでもゴーサッチ氏の承認を目指す構え。上院共和党指導部は、民主党の動向にかかわらず、7日の本会議で承認する意向だ。

議事妨害が行使された場合、審議の打ち切りには60の賛成票が必要になるが、上院での共和党の議席数は52議席にとどまる。このため、単純過半数の51票でも承認ができるよう、共和上院トップのマコネル院内総務が裁定で規則を変更する可能性がある。ただしこれは「核オプション」と呼ばれ禁じ手とされる。

マコネル氏は核オプションを用いるかは明確にしていないが、複数の共和党関係者は断行すると予想している。スパイサー大統領報道官はマコネル氏の判断次第だと述べた。

医療保険制度改革(オバマケア)の改廃がとん挫し、イスラム諸国からの入国を制限する大統領令が差し止められる中で、トランプ政権にとってゴーサッチ氏承認の重要性が一段と増している。

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