[ソウル 3日 ロイター] - 韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領の罷免に伴う5月の大統領選に向けて、革新系の最大野党「共に民主党」は3日、文在寅前代表を党公認候補に選出した。文氏は世論調査でトップに立っており、次期大統領に選ばれる公算が大きい。

同氏は選出後の演説で「生活水準の低下に対処し、景気を回復させ、ほころびの目立つ国家安全保障を再び強化するために全力を尽くす」と述べた。

64歳の文氏は弁護士出身で、企業の不正を厳しく取り締まるとみられる。また北朝鮮に対し融和的な姿勢で臨み、最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD)」の配備を遅らせる可能性がある。

そうした外交姿勢は北朝鮮の核・ミサイル開発をやめさせるよう同国や中国に対し圧力を強めるトランプ米政権とあつれきを生む恐れがある。