[アテネ 3日 ロイター] - ギリシャ支援をめぐる交渉は、年金・労働改革で国際通貨基金(IMF)と対立し物別れに終わったたことが関係者の話で明らかになった。今週のユーロ圏財務相会合前の合意に暗雲が広がっている。

関係筋によると、ギリシャと債権団は先週ブリュッセルで支援の条件となる改革について協議し、主な項目についておおむね一致したが、合意間際で決裂した。

既に合意していた年金削減の実施時期をギリシャ側が見直すよう求めたため、IMFが労働改革について再交渉することを主張したという。

欧州連合(EU)とIMFの交渉責任者は7日にマルタで開催されるユーロ圏財務相会合の前にアテネ入りし、詳細を詰める予定だった。

ある関係筋は「ブリュッセルで主要な部分では合意していたが、決裂した」と語った。

ギリシャのカトロガロス外相代行はスカイ・ラジオに「双方の妥協により合意していたにもかかわらず、さらなる譲歩を求められた」と述べ、IMFが労働改革について一段の取り組みを要求したと明らかにした。

ギリシャは7月に控える大規模な国債償還のための資金を必要としている。債権団と合意すれば融資を受けることができる。

EUの執行機関である欧州委員会のシナス報道官は「これまでの進展に基づいて関係機関は交渉を続けていく。できるだけ早く第2次審査の終了に道筋をつけることが目標だ」と述べた。