[シドニー 4日 ロイター] - 豪連邦統計局が発表した2月の貿易収支は35億7000万豪ドル(27億2000万米ドル)の黒字で、1月から黒字幅が倍以上に拡大、市場予想の18億豪ドルも大幅に上回った。輸出が増加する一方、輸入が急減したことが要因。

輸入は5.3%減。消費財の輸入は10%減少した。

輸出は1.5%増。金、鉄鉱石、石炭の輸出がすべて増加した。

中国による非効率な製鉄所の閉鎖が質の高い鉄鉱石の需要を支え、中国向け輸出は78億豪ドルと前年比56%増加した。

鉄鉱石価格は過去数週間に下落したものの、1年前の水準を依然として大幅に上回っている。

貿易黒字は1─2月では50億豪ドルに上っており、3月も大幅な黒字となれば、第1・四半期には経常収支が1970年代半ば以降初めて黒字に転換する可能性がある。

第4・四半期の経常収支は赤字額が39億豪ドルとすでに15年ぶりの低水準に縮小している。