[国連 3日 ロイター] - 米国務省は3日、世界150カ国以上で家族計画や母子の健康問題などに取り組む国連人口基金(UNFPA)への資金拠出を停止すると明らかにした。トランプ米政権が国連機関への資金拠出を停止したのは、今回が初めて。

ボブ・コーカー上院外交委員会委員長への書簡の中で、国務省は、「UNFPAが強制的な妊娠中絶や不妊を支持したり、関与したりしている」ことがその理由としている。

UNFPAは声明で、米国の決定は「残念」であり、この決定は、同基金が中国で強制的な中絶を支援しているという「誤った主張」に基づいていると指摘した。

また、同基金の目的は「全ての妊婦が望むことを実現し、全ての出産が安全に行われること」などにあると強調。米国の政府や人々からの支援により、「何万もの母親や障害のある子どもたちが助かっている」と説明した。

米国は2015年、UNFPAに7500万ドルの資金を拠出し、第4位の資金拠出国となっている。