グローバル仕事人は食事・睡眠・飲酒・運動をどう管理しているか

 いよいよ4月。日本の企業習慣からすると、一番大きな変化のスタート時期ですね。

 新入社員として社会生活をスタートする人、移動や転勤で新しい仕事環境に入る人、新組織のリーダーとして挑戦する人、様々な「始まり」を感じている方がたくさんいることでしょう。

 今回は、新生活に合わせて何かを始めたいと思っている人に向けて、澤なりに考えた「自己鍛錬」についてお伝えしたいと思います。

 私は特別な才能があるタイプではありません。出身大学もいわゆるトップレベルではありませんし、何かの分野で特別な才能を持っているわけではありません。今、自分ができることは、長く続けたり自分なりにあれこれ考えたりして身につけたものばかりです。つまり、皆さんが再現可能な状態でお伝えできると思っています。

 皆さんに合うもの、合わないものがあるとは思いますが、自分を高めていくための一つのヒントとして読んでいただければ幸いです。

 テーマを大きく<生活習慣><知的好奇心><対人関係>に分けて3回シリーズでお伝えします。

まずは食事のパターンを記録して
分析を始めよう

 肉体を維持するためには、食事が大事な要素です。食生活は、それぞれのリズムや好みが大きく分かれるので、私が「食事はこうあるべきだ」というつもりはありません。ただ、いくつか気を付けるポイントは共通していると思うので、その点をお伝えしたいと思います。

 ベジタリアンの方や宗教的な決め事で、食べるものが決まっている人はすでに「生活習慣としての食事」についてはルーティンができていると思うので、それを順守していけばよいでしょう。

 問題は「自分が何を食べているかよく分かっていない」というタイプの人です。

「好きなもん食えばいいじゃないか!他人にとやかく言われたくないわ!」という人、大いに結構です(笑)。それで健康を維持できるのであれば、まったく申し上げることはありません。

 もしこれを読んでいるあなたが「最近ちょっと太ってきたかも」「なんとなく調子が出ない」「もっと健康になるための食事法を知りたい」と思うのであれば、ちょっと試していただきたいことをお伝えします。