[カイロ 4日 ロイター] - 過激派組織「イスラム国」(IS)のアブ・アルハサン・アル・ムハジル報道官は4日、音声メッセージを発表し、米国は「愚か者に支配されている」と述べた。ISがトランプ米大統領について公式に言及したのは、今回が初めて。

ロシアで考案された携帯用メッセージングアプリ「テレグラム」に、録音メッセージが公開された。

ムハジル報道官は、「米国よ、お前は溺れ、助けてくれる者はいない。世界各地でカリフの国(IS)の戦士たちの犠牲となり、破滅する。お前の死の兆候は誰も目にも明らか」とし、「シリアやイラク、イスラムが何たるかを知らない愚か者に支配されているという事実が、何よりの証拠」と述べた。

トランプ氏はIS打倒を最優先課題とし、米国主導の有志国連合はISの2大拠点であるイラク北部モスルとシリア北部ラッカの奪還作戦を進めているが、ムハジル報道官は、「悪意ある米国は死に、神の名の下にあらゆる者が先を競って死ぬ国が負けることはない」と語った。