[ワシントン 5日 ロイター] - トランプ米大統領は5日、証拠は示さず、オバマ前政権時代に国家安全保障担当の大統領補佐官を務めたスーザン・ライス氏が犯罪を犯したとの考えを示した。米紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)とのインタビューで述べた。

当局に傍受された通信記録に言及されていたトランプ大統領の関係者を特定するよう、ライス氏が求めたとしている。

トランプ大統領は自身の主張を裏付けるため通信記録を見直したかについては答えず、「適切な時期に」説明すると語った。

米情報機関が外国政府関係者を監視する際にトランプ氏側近の通信が傍受されたとする問題で、トランプ大統領と側近らは、ライス氏がその人物の名前を明らかにしたとの立証されていない報道に強い関心を示している。ライス氏は4日、MSNBCとのインタビューで、報道は「全くの誤り」と否定している。

米情報当局の関係者5人によると、米情報当局に監視されていたロシア人と米国人のやり取りを巡り、ライス氏は通常の手続きに沿って国家安全保障局(NSA)に対し、その米国人の身元を明かすよう要請した。ロシア人と接触していた米国人がトランプ大統領と関係がある人物だとライス氏が把握していた公算は小さいという。

国家安全保障担当の補佐官として、ライス氏はNSAに対し、身元を明かすよう命じることはできないが、要請はできる。

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