[ストラスブール 5日 ロイター] - 欧州連合(EU)の欧州議会は5日、英国のEU離脱交渉に関する決議を採択した。トゥスクEU大統領が先週公表したガイドライン草案にほぼ沿った内容となった。

決議は離脱条件やEUとの国境、EU市民の権利保障などの問題で「大幅な進展」を確認した後で初めて貿易交渉を開始するとした。

英国のウォーカーEU離脱担当次官は決議について「前向きな動き」と評価した上で、記者団にできるだけ早期にEUとの貿易交渉を開始したいと表明した。

決議はトゥスク大統領のガイドライン草案と異なり、残りのEU加盟国全てが承認するとの条件で英国が離脱を撤回する道を残した。

また離脱後の移行期間は最長3年間としたほか、英国はEU加盟時よりも良い条件を得ることは期待できないとした。