[東京 6日 ロイター] - 正午のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、ややドル安/円高の110.50/52円。海外時間の流れを引き継いで上値の重い展開となった。北朝鮮のミサイル問題のエスカレートが警戒される中、日本株が下げ幅を拡大したことなども影響したもよう。

早朝110.70円台で推移していたドルは、午前10時頃までに110.29円までじりじり値を下げた。日経平均が下げ幅を200円超に拡大したのは、日米首脳が北朝鮮問題について電話会談を行ったことで地政学リスクが意識されたことが背景。[nL3N1HD4WF]

仲値付近は輸入企業のドル買い/円売りが優勢だった。一方、国内の機関投資家の買い意欲は乏しい。正午にかけては110.30─50円で方向感なく推移したが、買い支えがなくなれば、海外時間に110円ちょうどを試す可能性もあるという。

前日海外時間に公表された米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨が東京時間でも話題になっていた。ドル/円は公表後にじりじり下落したが、「バランスシート縮小に関する言及があり、内容自体はタカ派的。ドル売り材料ではない」(同)との見方が出ていた。ADP全米雇用報告の予想上振れでドルが上昇していたこともあり、短期筋の利益確定売りが出ただけとの指摘もあった。