[ムンバイ 6日 ロイター] - インド準備銀行(中央銀行)は6日、レポレートを6.25%に据え置いた。据え置きは3会合連続。インフレ動向や不透明な世界経済情勢を見極める姿勢だ。

政策金利据え置きは金融政策委員6対0の全会一致で決定。

ロイターのエコノミスト調査でもレポレートの据え置きが予想されていた。

リバースレポレートは5.75%から6.00%に引き上げた。

レポレートとリバースレポレートの差を縮小することで、マネーマーケットの安定化を図り、昨年から銀行システムに積み上がった過剰流動性の吸収に着手する。

中銀は今回もインフレに対する懸念を表明。声明で「金融政策委員会は、持続的かつ調整の取れた方法により、総合インフレ率を4.0%に近づけることに引き続き注力している」とし「そのため、インフレ動向を継続的に注視する必要がある。インフレ期待を再び安定させるために、食品価格圧力を抑制し続ける必要がある」との認識を示した。

2月の消費者物価指数(CPI)は前年比3.65%上昇し、少なくとも過去5年で最も低い伸びにとどまっていた1月から加速した。

今年のモンスーン時期の降雨量が例年を下回れば、食品価格が高騰する可能性がある。ここ数カ月5%近辺に高止まりしているコアインフレ率も中銀の懸念要因となっている。

インフレ抑制策の一環として中銀は、1月から2倍に膨れ上がり、約4兆ルピー(615億9000万ドル)に達している銀行システムの流動性を吸収する措置を発表。国債発行枠の拡大や公開市場操作などを通じて余剰流動性を吸収するとし、流動性を中立的で金融政策のスタンスと一致する水準に戻すことに注力している、と説明した。

*内容を追加しました。