[フランクフルト 6日 ロイター] - 米サンフランシスコ(SF)地区連銀のウィリアムズ総裁は6日、米経済の拡大が継続すれば、連邦準備理事会(FRB)が年内にバランスシートの縮小に着手することは理にかなっているとの見解を示した。

さらに、バランスシート縮小のプロセスは数年を要し、利上げと並行して実施されるとの見通しを示した。

ウィリアムズ総裁はフランクフルトで会合の合間に記者団に対し、「FRBのバランスシートの正常化プロセスの開始という意味で次のステップを踏み込むのは理にかなうといえる」とした上で「個人的見解としては、年末までに次のステップを踏むのがタイミングとして良いと思う」と述べた。

3月の米連邦公開市場委員会(FOMC)では、保有債券の償還資金の再投資の段階的な縮小もしくは停止をめぐる討議が行われた。

ウィリアムズ総裁は、バランスシートを現在の水準から大幅に縮小させる必要があるとしつつも、望ましいとされる水準はまだ決定していないとし、「2兆ドル近辺まで縮小することが可能」とした。

さらに「再投資停止に向けたプロセスには数年かかる必要がある」とし、「われわれは5年程度を考えている」と語った。

また、FRBがこうした動きに出ることになれば、事前に市場に伝達するとした。

年内の利上げについてはあと2回の利上げが実施されるとの見通しを維持しつつも、インフレ指標の堅調な動向が続くようであれば、あと3回実施される可能性もあると語った。

同総裁は今年のFOMCで投票権を持っていない。