[ニューヨーク 6日 ロイター] - 終盤のニューヨーク外為市場では、ドルが強含みで推移。米中首脳会談や米雇用統計をにらんで上値は限定的だった。終盤のドル/円<JPY=>は0.1%高の110.80円、ユーロ/ドル<EUR=>は0.2%安の1.0646ドル。

主要6通貨に対するドル指数<.DXY>は0.1%高。

UFXドット・コムのマネジングディレクター、デニス・デヨング氏は、7日まで行われる米中首脳会談の行方について「落ち着いた、建設的な話し合いを市場は期待するだろうが、トランプ米大統領がいつ何時でも議題を変更しかねない点も知れ渡っている」と警戒する。

その上でデヨング氏は、トランプ氏は中国のために失われた国内労働者層の雇用を確保するという公約の実行を迫られている半面、米国債を大量に保有する国を相手にした強腰姿勢にはリスクが伴うとの見方を示した。

市場参加者は、7日に発表される3月米雇用統計が、米連邦準備理事会(FRB)による年内の複数回の利上げを可能にするほど強い内容かどうかにも注目している。エコノミストが予想する非農業部門雇用者数は前月比18万人増、2月実績は23万5000人増だった。

ユーロ/ドルは、欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁の発言を受けて海外市場で一時3週間ぶりの安値を付けた。

ドラギ総裁は、ECBが現行の大規模緩和を修正するには物価上昇率が中期的に目標に戻るという十分な確信を得る必要があると述べ、当面は現在の政策を維持する方針を示した。

ドル/円 NY終値 110.80/110.83

始値 110.92

高値 111.13

安値 110.67

ユーロ/ドル NY終値 1.0642/1.0647

始値 1.0663

高値 1.0675

安値 1.0639