[東京 7日 ロイター] - 財務省は7日、財政制度等審議会(財務相の諮問機関)の総会を開き、新たな会長に経団連の榊原定征会長を選んだ。榊原氏は総会後の記者会見で、消費税率10%への引き上げは「絶対必要」とした上で、2020年度の基礎的財政収支(PB)黒字化目標を堅持する考えを表明した。

榊原氏は同審議会の下で財政再建を議論する分科会の会長にも就任。新体制下での第1回会合は4月下旬の見通しで、社会保障改革を中心に、経済再生と財政健全化の両立に向けた議論を始める。

会見で榊原氏は、PB目標について「そう簡単なターゲットではないが、必ず実現していかねばならない」と強調。目標達成には、消費税率10%への引き上げが必要とし、増税の影響を乗り越えられるだけの「経済の地力を付けていくことが大切」と語った。

(梅川崇)