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仕事も、生き方も突然変わる すごいブランディング発想

「聞く」チカラを養うには「集中力」が大事

人の話にしっかり耳を澄ます

宇佐美清 [ブランディング・ディレクター【USAMIブランディング株式会社代表/MUSB代表取締役】]
【第8回】 2008年2月25日
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 インサイト(人のホンネ)をつかむ、これを自分の習慣、クセにできたら、これはちょっとした収穫です。前回も話したように、インサイトを捕まえることはリーダーシップの素になるからです。

 それにインサイトを捕まえれば、きっと楽しい人生になる。そんな予感がしますね。

 さて、インサイトを自分のクセにするには、シンプルに「聞く、見る、信じる、話す」の4要素を日常的に実践することです。

 この中でも一番簡単そうで、一番難しく、すべての大元が「聞く」という行為です。

 人の言うことに、しっかり耳を澄ますには集中力が要ります。

 でも、集中力を長く保っていられるほど、話が好きなものだったり、興味深かったりするとは限りません。仕事と自分の趣味の話を引き比べてみると明らかですが、趣味領域の話は、何も考えなくても好奇心が働き、知らないうちに人の話に没頭して聞いていますね。
そう、そんな感じで仕事にも集中力が出たらと思うでしょうが、これはムリですね。

 この認識は大事です。まず、仕事には基本的に遊び領域ほど熱が入らない。人間はそう出来ているんだ、と認識すること。だから、自分にあったやり方をみつける必要があるのです。

24時間
メモとペンを離さない

 この「聞く」ということについて、僕なりの方法論を話しましょう。

 僕のやり方はなにかを聞くときには、必ずメモを取ることです。

 え、そんなの当たり前でしょうと思った方もいるでしょうね。でも、僕が言っているのは、仕事の時も、遊んでいる時も、眠っている時も、つまり24時間メモを取ることです。

 これを徹底できるまでに、僕自身時間がかかりました。

 大体において、いつも紙(手帳やノート)とペンを肌身はなさず身につけるようになるまでに相当の時間がかかりました。お、いい話と思ったときに手帳を持っていないのです。なぜか、持っていないときに限って、話がおもしろい(笑)。

 まず、仕事の打ち合わせで手帳やノートを開くことから習慣化していく。打ち合わせの席に着いたら、ノートとペンを出す。一連の行動の流れを当たり前にするのが大事。ノートを忘れたら、携帯電話を忘れるよりも、はるかに頼りない感覚を身につけることです。

 次に仕事以外のときも持ち歩く。リラックスしている時って、いろいろ思い出すものです。思い出したときに書き留めないと、次の瞬間には霧のように消えています。何かいいことを思いついたのに、という思いだけが残ります。

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宇佐美 清 [ブランディング・ディレクター【USAMIブランディング株式会社代表/MUSB代表取締役】]

1950年生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。博報堂、レオバーネット協同、マッキャンエリクソン、JWTトンプソンなどを経て、2006年MUSB設立、2007年USAMIブランディング株式会社を設立。ブランド戦略に関するコンサルタント、企業研修などを行う。著書に『USAMIのブランディング論』(トランスワールドジャパン)。


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