[ロンドン 7日 ロイター] - 英国立統計局が7日発表した2月の鉱工業生産指数は前月比0.7%低下し、予想外のマイナスとなった。

前年比は2.8%の上昇。

ロイター調査の予想は前月比0.2%上昇、前年比3.7%の上昇だった。

1月の鉱工業生産指数は前月比0.3%の低下(改定値)。

2月は製造業も苦戦しており、この日のデータは、英国が欧州連合(EU)離脱を準備する中、英経済成長が鈍化している可能性を示す内容となった。

英国内総生産(GDP)の約10%を占める製造業の生産指数は2月に前月比0.1%低下。こちらも0.3%上昇の予想に反してマイナスとなった。1月の同指数は1.0%の低下(改定値)だった。

2016年の英製造業はまだら模様で、GDPに占める割合がはるかに大きいサービスセクターと個人消費が経済成長をけん引した。

今週3日に発表された3月の英製造業購買担当者景気指数(PMI)も4カ月ぶり低水準となり、事前予想を下回った。

輸出受注の伸び鈍化に加え、インフレ圧力が強まる中、消費者向け

製品への需要が低迷した。

きょうの指標は、EU離脱決定後のポンド安で一部エコノミストが期待していたようには、製造業が消費支出鈍化の穴を埋めていないことを示唆している。

これとは別に発表された2月の建設支出は前月比1.7%減と、ほぼ1年ぶりの大幅減少となった。同支出は前月比では0.5%増加した。

*内容を追加しました。