[バチカン市 9日 ロイター] - エジプトにあるキリスト教の一派であるコプト教の教会で相次いで爆発が起きたことを受け、ローマ法王フランシスコは9日、「パームサンデー」(枝の主日、しゅろの主日)のミサでこれを非難、世界は戦争やテロリズム、「武装し、襲撃を準備することに対する関心」に苦しんでいると語った。

法王は、現在の中東における危機について直接言及することはなかったが、「亡くなった人、犠牲となった人に祈りを捧げる。テロや暴力、死の種をまく人々や、武器を製造し不正に取引する人々の心を、神が改心させますように」と、ミサの最後に述べた。

法王は28─29日にエジプトを訪問する予定だが、イスラム過激派が宗教的な少数派を標的とする襲撃をますます活発化させる中、安全が深く懸念されている。

パームサンデーは、聖週間(受難週)の始まりとなる日曜日。イエスが十字架につくためにエルサレムに入場し、救世主として群衆に迎えられたことを記念する日。聖週間は復活祭の日曜日で終わる。